『植物図鑑』(著:有川浩)
ベタな恋愛小説を読みたいアナタには有川浩さんの本がオススメです。
主人公であるOLの“さやか”が自宅のマンションの前で倒れていた青年に出会うところからストーリーが始まる。その男は「拾ってください」「噛みません、躾のできた良い子です」とさやかに一晩の寝床と食事を求めてくる。ひょんなことから、その青年との共同生活が始まるのだが、青年は自分の名前が“樹(イツキ)”であることしか明かさず、、。
イツキの趣味は野草採集で、同居生活もしばらくたつと週末にさやかとともに「狩り」と呼ばれる野草採集に出かけるようになる。
樹とさやかのほのぼのとした日常が描かれていて、読んでいてすごくほっこりする作品です。ただ、なかなか縮まらない2人の距離にじれったさも覚えることでしょう。
物語の後半ではイツキとの関係に悩むさやかについ感情移入してしまう読者も多いはずです。
二人の関係はどうなるの?
そして樹の正体とは?
読んで真相を明らかにしてください(笑)
また、この小説のストーリーの中では所々にイツキが作った山菜を使った料理が登場する。さらに巻末にそのレシピ集が載っているので自分で作ることも可能!!(笑)
山菜料理も作れるようになって女子力アップまちがいなしです。
小説は漫画化されているので、「はじめから小説で読むのはちょっと厳しいかも。」ってアナタも大丈夫、まずはコミックを通して有川浩さんの世界観をあじわってみてください!!
ただ、小説で読むことをオススメしますけどね。
ハートの花びらたち!
有川浩さんの植物図鑑読み返したくなってきた。
どこかにイツキくん落ちてないかな。 pic.twitter.com/A5KcMS6Cyf— ゆいかんとりー (@yuicountry) April 9, 2015
https://twitter.com/0121_strawberry/status/584661053268570112
ちなみに…。
この小説、映画化はされていないのですがこんな画像も発見しました(笑)
よく出来ているポスター画像ですよね(笑)
一瞬騙されかけましたが、先にも書いたように映画化はされていませんのでくれぐれもご注意を!
私もいつか映画化されることを願っています。