労働社会における女性の役割は変化している!

私達女性にとって、仕事と家庭の両立は恐らくこれから避けられないことになると思います。私だって外で男性のようにバリバリ働きたい!と思う人もいれば、できれば専業主婦希望だから素敵な旦那様を見つけて旦那様に永久就職をしたいと思う方もいるでしょう。しかし、今の日本社会において国民の税負担は増え、今後も家計を圧迫し、恐らく男性の収入だけに頼るという生活は難しくなってきます。こうした背景も理解した上で、女性も長く働くことを想定した企業選びが必要になってきます。また、労働者不足から以前より女性が大きな労働力として見られていることも理解しなければなりません。

経済産業省が選定する「なでしこ銘柄」とは?

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出典 http://www.meti.go.jp/
「なでしこ銘柄」とは、経済産業省と東京証券取引所と共同で選定している「女性活躍推進に優れた上場企業」の証です。安倍政権が「成長戦略の中核」とする「女性活躍推進」の取組の一つであり、「女性活躍推進」に優れた上場企業を「中長期の企業価値向上」を重視する投資家にとって魅力ある銘柄として紹介することを通じて、そうした企業への投資を促進し、各社の取組を加速化していくことを狙いとしています。①女性のキャリア支援と、②仕事と家庭の両立支援の二つの側面からスコアリングを行い、各業種上位企業の中から財務面でのパフォーマンスがよい企業を選定しています。
http://www.meti.go.jp/より一部抜粋】
就職後はバリバリ働きたい!という就活生の方はチェックしてみるといいかもしれません。

なでしこ銘柄に選定された企業ってどこなの?

2012年から3年連続でなでしこ銘柄に選定された企業は、

  • 東レ株式会社
  • 住友金属鉱山株式会社
  • 日産自動車株式会社
  • 株式会社ニコン
  • 東京急行電鉄株式会社
  • KDDI株式会社

以上6社です。仕事と家庭の両立を実現する取り組みをしっかり行っている企業、女性管理職が多いと知られている企業が多く選定されている印象を受けます。例えば、日産自動車の2014年4月における、国内の部長級以上の女性比率は5%、女性管理職比率は7%、グローバルでは11%に上昇しているという事実があり、株式会社ニコンは、メンター(相談役)とメンティ(被育成者)とのコミュニケーションを促す「メンター制度」を導入しています。

企業選びの際には自分のライフプランを見据えることも必要

企業選びにあたって、やりがい・事業内容・社風・将来性・企業規模など人によって重視する点は様々あります。しかし、福利厚生も忘れてはいけません。育休・産休はどのくらいとれるのか?実際取得率はどれくらいとれるのか?そうして点もしっかり企業研究をして、今後の就職活動に臨みましょう!

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