第2弾はスカイトラックス及び利用者からの評価編!

JALとANAを研究してみた。の第2弾はスカイトラックス社とビジネス利用客からの評価編です。

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出典 http://web-sozai.net/picture/171

空港および航空会社の施設・サービス評価機関として権威が認められている英スカイトラックス社と年収700万以上のビジネスパーソンたちの1841人からの評価を調べてみました。

スカイトラックス社はエアライン業界では言わずと知れた会社ですし、年収700万円以上のビジネスパーソンと言うと、海外出張での飛行機利用をしている方も多いでしょう。
そんな2つの視点からのJALとANAの評価はどうなっているのでしょうか。

英スカイトラックス社が選ぶエアラインと年収700万以上のビジネスパーソンが選ぶワールドベストエアラインとは?

まず、年収700万以上のビジネスパーソンが選ぶワールドベストエアライン上位5位をご紹介します。

1位 シンガポール航空
2位 エミレーツ航空
3位 全日本空輸(ANA)
4位 フィンランド航空
5位 日本航空(JAL)

(週刊 東洋経済 2014年5/3・5/10合併号内の会員制転職サイト「ビズリーチ」調査結果より抜粋)

この中でスカイトラックス社の「エアライン・スター・ランキング」で最高評価の5スターを獲得しているのは、1位のシンガポール航空と3位のANAだけです。
好評価の4スターはエミレーツ航空、フィンランド航空、日本航空です。
スカイトラックス社の評価と年収700万以上のビジネスパーソンの評価は通ずるものがあります。

注目すべき点はココだ!

・ANAがスカイトラックス社の「5スター」を2013年から今年2015年まで3年連続で獲得していること

今年も5スターの評価を得られたのは、

  1. 空港から機内に至るあらゆるフロントラインスタッフのサービスレベルが一貫して高いこと
  2. 増え続けるグローバルカスタマーのニーズも踏まえてサービス品質の改善を継続的に行ってきたことが挙げられています。

ANAは、取り組みとして、

  1. 搭乗手続きカウンターやラウンジにおいて、お客様と積極的に対話し、お客様が求めるサービスを的確に把握して対応できる人材を育成するための空港係員の教育内容を強化
  2. 客室乗務員へ英語オンライン語学研修を必須受講とし、英語のコミュニケーション能力向上を図ったほか、中国語や韓国語など他言語では会話集を作成し、海外からのお客様との対話力向上への努力

を行ってきたと発表しており、客室乗務員やグランドスタッフを志望する方は、ANAが力を入れてきた部分を今から自分の生活の中で実践するのもいいかもしれません。

JALがスカイトラックス社の「ベスト・ビジネスクラス・エアラインシート」を2013年に受賞したこと

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出典 http://press.jal.co.jp/
「ベスト・ビジネス・エアラインシート」とは、毎年ビジネスクラスシートの中で最も優れている航空会社を選定するスカイトラックス社の賞です。
JALのビジネスクラスシート「スカイスイート」は、日本の航空会社で初めてビジネスクラスシート部門を受賞しました。
スカイトラックス社からの評価ポイントは、

  1. プライバシー性の高さ
  2. フルフラットの状態にしたときのベッドの広さ

です。そんなに素晴らしいシートだと聞くと興味が湧いてきますし、評判を聞いてJALのスカイスイートを利用した方もいそうですね。

それぞれの良さがあるJALとANA

本当は2社の明確な違いがわからない‥なんて方もなんとなく評価を見て2社の個性を感じられたのではないでしょうか。
飛行機って学生の方はそんなに頻繁に乗るものじゃないので、このような外部の評価を鵜呑みにしてしまいがちですが、そうではなく、空港の各社ターミナルに実際に行ってみてそれぞれの雰囲気を感じることもとても大切だと思います。

是非、空港に足を運んで企業研究を進めてみてください。
今まで気付かなかった良さを見つけられるかもしれません☆

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