真夏の就活の実態はいかに?!
まだ、完全に終わったわけではないのですが、就職活動もそろそろ落ち着き始めている頃です。スケジュールが後ろ倒しになった真夏の就職活動を経験したので、来年以降就職活動を始める皆さんに何か参考になればと思います。
選考はインターンから始まっているケースがある
「そんなの知ってるよ!」なんて方、たくさんいらっしゃると思いますが、今年のインターン生の優遇・別選考があったケースは以前に比べて多いようです。別選考というか裏選考に乗れなかった人たちは、本来の募集人数よりはるかに少ない残されたわずかな枠の中で内定をとらなくてはなりません。厳しいですがこれが現実です…。ちなみに、「インターンの参加の有無は選考に一切関係ありません。」と謳っていても、実は裏選考があったというケースもあります。インターンから真剣勝負で臨みましょう!
※インターン生を優遇しない会社ももちろんありますが、その有無に関わらずインターンには全力で!
企業研究は綿密に!OG・OB訪問はしておいたほうがいい
「そりゃそうだろう。」と思う方、すみません。私自身OB・OG訪問はしなかったのですが、OB・OG訪問をした子から会社内部の話を聞くことができ、いくら自分なりに企業研究をしても、やはり社内の人にしかわからない現実があることを知りました。企業に関連する本や記事、データを見ることももちろん大切ですが、離職率などもよく確認し、マイナス面も知った上で働きたいと思うかしっかり考えるために、OG・OB訪問はしておきましょう。
Yシャツは半袖を、スーツもできれば夏用の購入を!
想像はしていましたが、真夏の就職活動はやっぱり暑かったです。スーツは黒いので太陽の熱をこれでもかというくらい吸収します。ジャケットを腕にかけているだけなのに、腕が汗ばんできてジャケットなんて着れるか!!なんて思ってました。ジャケットを着たほうが私自身見栄えが良いし気が引き締まるような気がしていたので、面接会場の近くでジャケットを着るようにしていました。クールビズを推奨する企業が多いので、企業の案内に合わせて行くといいと思います。もちろん、暑いので面接会場でジャケットを羽織らず、Yシャツの方も多く見かけましたが、半袖のYシャツを着ている人が多かったです。企業によっては、面接会場でペットボトルの水やお茶を配ってくれていますので、適度に水分補給をして選考に挑みましょう。
大手企業の選考が開始する8月より前に一社でも内定をとっておくべき
大手企業が面接等の本格的な採用活動を始めるのが8月1日。その前に一社でも内定を持っていないと多分辛いと思います。また、他の企業の面接経験なしに大手企業の面接に挑むのはリスキーなので、3月に就職支援サイトが解禁されてからES提出の早い企業等にエントリーしておき、経験を積むことが大切。また、大手の選考が開始されるのが8月1日とは言っても、水面下でリクルーターやインターンを通して8月前から囲い込みをしている企業もあるため、内定までの道のりは険しいです。リスクマネジメントとして、一社でも内定を持っておくといいと思います。
選考が立て込む8月前にテストセンター等の学力試験で結果を出せるように準備しましょう
テストセンターは結果の使い回しができるので、選考で忙しくなる8月以前にしっかりと対策をして、使い回しができる準備を整えておきましょう。企業からテストセンターの案内があるたびに、受けに行くのも交通費がかかりますし、何回か第一志望の企業以外の会社でテストセンターを受けておくといいでしょう。
選考スパンが短く選考が進まないと後の予定がわからないので遊びの予定は組みにくい
初めから最終選考の日程を提示してくれる企業ばかりではありません。選考が進む度に「結果は◯日までにご案内します。」、「次の選考は◯日~◯日です。」と次の情報を教えてくれることが多いので、予定は組みづらいです。ただ、就職活動ばかりでは精神的にきついと思いますので、息抜きも大切です。夏は花火大会やライブ等イベントが多いので、空いた時間を見つけて息抜きをしてください。
来年以降就職活動をする皆さん!暑さに負けずに頑張ってください。
8月が終わりに近付き、今は内定が出た学生、最終選考を控えている学生が多くいると思います。就職活動を終えた先輩に今年はどんな風に就職活動をしていたのか聞くのはとてもいい経験になると思います。このスケジュールで就職活動をしたのはまだ今年の就活生しかいません。何月から動き始めたのか、実態はどんなものなのか…ぜひ聞いてみてください。