「そろそろうちの子もバランスバイクデビューかな。」と、二歳のお祝いにバランスバイクを検討中のパパさんママさん。

どんなバランスバイクが良いの?
2歳からトレーニングしたら自転車にすぐ乗れる?
ケガしない?

などなど、バランスバイクを2歳で購入するためのアドバイスを、二児をバランスバイクで育てた私が紹介します!

2歳から始めてよかった!バランスバイクのメリットとは

うちのチビちゃんたちは2歳からバランスバイクデビューしました。そして、感じたメリットはたくさんあります。

1.外遊びが好きになった

バランスバイクを与えられた子供は、新しいオモチャ!と大いに喜びます。2歳なら興味津々に乗ろうとするでしょう。

そして、外遊びが今よりも好きになります。

外遊びは五感を刺激し、想像力やチャレンジ精神を営みます。また、体を動かしてぐっすり睡眠できるようになります。

公園ではずっとバランスバイクに乗っていなくても、外遊びで子供は存分に成長できます。

また、私の知り合いの子は抱っこが大好きな子で、外に出れば歩かなかったようです(笑)しかしバランスバイクを始めたら乗るようになり、抱っこからママは解放されたみたいですよ。

2.自転車に抵抗感を感じなくなった

バランスバイクを2歳から始める最大のメリットはこれでしょう。バランス感覚を養い、自転車に抵抗なく乗れるようになります。

もちろん成長してから自転車に乗る練習をすれば自転車は乗れるようになりますが、物心付く前後から練習すると、

怖いなどの先入観があまりないのでバランス感覚が身に付きやすいように思います。そして、すんなりと自転車にシフトチェンジしていけます。

3.交通安全を意識するようになった

いきなり2歳で交通安全を考えるのは無理がありますが(笑)

バランスバイクを乗るようになってから、うちの子は少しづつ安全に乗るのを意識し始めました。

最初にそれを感じたのは坂道です。公園の丘からバランスバイクで駆け降りる時、急斜面ではバイクから降りて、ハンドルを引いて坂道を歩いていました。子供なりに、この坂道は危険だと考えたのでしょう。

また、大きくなって他の子とバランスバイクで丘の回りを走っている時、子供は自発的に反対周りをしようとしているのを辞めました。反対周りは危険だと判断したのだと思います。

バランスバイクを卒業して自転車に乗るようになったら道の隅っこを走る、曲がる時は車を確認するなど、ぐんぐん成長しています。

バランスバイクを初めると、確かに転ぶ回数は増えます。その経験が少しづつ経験値になり、これをやったら痛い思いをするかもと、身に染みているようです。

自転車に乗るようになっても危険運転をしなくなるのがバランスバイクのメリットです。

実際に使ってわかったバランスバイク選びのポイント

バランスバイクって色んなメーカーから発売していますよね。色んなカラーや種類がありますが、選ぶポイントは、安全か、サドルの高さが調節可能か、タイヤの種類は何かです。

ハンドルは360度回転 タイプの方が安全

バランスバイクに乗ると、必ず子供は転倒します。泣き叫んで厄介です(笑)そこで、そのバランスバイクが子供の体にぶつかっても安全かをチェックします。

例えばスライダーの場合、ハンドルが360度回転します。これは、転倒した時にハンドルが体に当たるのを防ぐためです。

バランスバイクはハンドルの端がT字になっているものが多く、そのT字が転んでお腹に突き刺さると超痛いのです(泣)だからバランスバイクはハンドルが360度に回り、子供の体を守れると安心なのです。

ちなみにうちの子はスライダーじゃないので、ハンドルがお腹に当たり、めっちゃ痛そうでした。

バランスバイクで転んだら必ずしもハンドルがお腹に当たる訳ではなく、ハンドルのせいじゃなくても転んだら泣きますが、360度回転すれば安心です。

足がちゃんと地面に付くかチェック

2歳ってめちゃくちゃ身長が伸びる時期ですよね。そこで、サドルの高さを変更して乗りやすいようにしてあげる必要があります。

また、バランスバイクはブレーキがないため、足がちゃんと地面に付かないと自転車は止まりません。サドルを調節して、子供の足がちゃんと地面に付くかチェックしましょう。

2歳だと、サドルは30センチの高さぐらいが目安です。

タイヤは樹脂製かゴム製か

樹脂製(EVA)とは、ビニールのような素材でできたタイヤです。パンクの心配がなく、軽いのがメリットです。

逆にデメリットは、タイヤが滑りやすい点です。ちなみに、ベビーカーは樹脂製が多いです。

一方でゴム製のタイヤは、振動を吸収してくれるので安定感があります。ただし、樹脂製に比べると重くなります。

ストライダーはデフォルトだと樹脂製です。しかし、ゴムにカスタマイズする事もできます。またへんしんバイクはゴム製です。

樹脂製もゴム製もメリットとデメリットがあるため、試乗してみると良いですよ。

ブレーキ付きがおすすめ! だけどデメリットも

バランスバイクはブレーキ付きとブレーキなしがあり、ブレーキなんて要らないとの意見があります。なぜなら、二歳だとブレーキを握る力がないからです。

しかし、私はブレーキがある方が良い派です。なぜなら、自転車に乗るようになった時にブレーキを使うのに慣れやすいからです。

バランスバイクは、三輪車を卒業したばかりの子供から5歳ぐらいまでが対象年齢です。5歳ならば、十分にブレーキを利用できる年齢です。

バランスバイクは、乗るようになってからすぐに自転車に乗れるようになる子もいます。反対に、なかなか卒業しない子もいます。こればっかりは子供の成長なので、どうなるか2歳では分かりません。

そのため、大きくなったらブレーキを使うのを練習する意味で、ブレーキありのバランスバイクがおすすめです。

ブレーキ付きはハンドルが360度回らない

先程書いたようにハンドルは360度回転するほうがコケた時に安全なのですが、ブレーキ付きのバランスバイクはワイヤーがあるのでハンドルの可動範囲が限られてしまいます。

このあたりは判断の難しいところですね。もし、お店で試乗できるならハンドルの可動範囲がどのくらいなのかもチェックしてみてください。

ペダル後付けは不要と思った理由

ペダルが後付けできるバランスバイクは長く使えますよね。

子供がペダルなしで養った感覚を失わずにペダルがある自転車に乗れるため、子供への負担が小さいのがメリットですが・・・

私はペダル後付け自転車ではなくてもいいかな?と思います。なぜなら、自転車に乗れるようになる頃にはもう一回り大きな自転車に乗れるからです。

また、へんしんバイクだと重量がちょいと重いからです。

子供はあっという間に大きくなる

うちのチビちゃんを始め、ご近所の子供を含めた話です。

うちの子もご近所の子も、ストライダーなどのバランスバイクを利用していました。バランスバイクは、タイヤが12インチです。

そしてうちの子は、3歳になると自転車に乗れるようになりました。その時は12インチの自転車があったので、それに乗っていました。そして、4歳から16インチの自転車に乗っています。

同じくご近所の子は、4歳半頃から16インチの自転車に乗っていて、別の子は3歳前から14インチの自転車に乗っています。

また、別の近所の子はペダル後付けの12インチ自転車を5歳頃まで乗っていましたが、明らかに自転車が小さかったです。

と言う訳で、ペダル後付けバイクを購入したとしても、すぐにもう一回り大きな自転車が乗れるようになります。また、弟や妹などの下の子がいるとバランスバイクをその子に譲り、上の子は一回り大きな自転車に乗る事もできます。

もちろんペダル後付け自転車を購入するのは良い事ですが、バランスバイクよりも高値なのでお金がもったいないかな?と思います。

高いペダル後付け自転車を買うのなら、バランスバイクを購入して、子供が一回り大きな自転車に乗れるようになったら新しい自転車を購入するのがおすすめです。

ペダル後付けは重くて乗りにくい

ペダル後付けのへんしんバイクの重量は、ペダルを付けていないと5キロほどです。

それに対し、ストライダーだと3キロ、別のバランスバイクだと4キロや2.5キロなどです。

大人ならば5キロでも3キロでもあまり変わりませんが、2歳や2歳半だと少しの重さの違いが大きい差です。

2歳からにおすすめなバランスバイク3選

定番人気の「ストライダー」

strider.jp

バランスバイクの鉄板商品です。ハンドルが360度回転するため、安全性が高いです。

また、タイヤをゴムに交換、ブレーキを付けるなどカスタマイズができ、持ち運び用のショルダーなどオプションも豊富です。

バランスバイクが重いから上手く乗れないという事はありませんが、倒れたバイクを子供が起き上がらせる時に、バイクが軽い方が良いかなと思います。

おまけにストライダーカップなどもあり、バランスバイクを楽しめます。

デザインが可愛い♡「公園の天使」

rakuten.co.jp

うちのチビちゃん達が使っていたのがこのバイクです。デザインが可愛くて、サンタさんに届けてもらいました。ブレーキ付きです。

このバイクの良い所は、カゴとスタンドが付いてる所です。子供はカゴに石やボールなど、何かと入れたがるので付いていると子供が楽しめます。

また、バランスバイクにスタンドが付いてるため、家に置いておく時は便利でした。

2歳からでも練習いらずでいきなり乗れましたよ。

コスパ抜群!「AVIGO( トイザらス )」

toysrus.co.jp

トイザらスのバランスバイクです。バランスバイクは12インチが多いのですが、AVIGOなら一回り小さい10インチもあります。小さめの子供にもピッタリ合いそうですよね。

また、AVIGOは安いので魅力的です。安くてもバランスバイクは作りがほとんど一緒なので、値段の上下で違いはほとんどないと自転車屋のスタッフさんが言っていました。

そのため、安いからと言って心配する必要はないようです。

安全に使うための注意点

最後にバランスバイクを利用する上での注意点です。安全に利用するために、守って下さいね。

1.子供から目を離さない

小さい子供と公園に遊ぶに行く時は、子供から目を離していないパパママさんは多いかと思います。

なので大丈夫かと思いますが、バランスバイクに乗ってる時はいつも以上に目を離さないようにしましょう。

なぜなら、バランスバイクは必ずケガをするからです。砂場で遊んでる時よりも、バイクに乗ってる時の方が確実に危険です。

自分の子供がケガをするのもありますが、他の子供と衝突する可能性もあります。

私の知り合いはバランスバイクでスピードを出して遊び、歩いていた高齢者に怒られたそうですよ。

危ない時にすぐに注意できるように、子供から目を離さないようにしましょう。

2.公道では使用しない

バランスバイクにはブレーキやペダルなどがなく、公道で安全に走れるものではありません。

そのため、おもちゃと見なされて公道では走れません。ただ、例外はありますし、全ての公道でダメとも言い切れません。

しかし、2歳の子供がバランスバイクで公道を走るのは超危険です。自転車や歩行者などに衝突してしまうかもしれません。

また、2歳だと交通安全をまだ知らないので、いきなり隅に寄るなど危険な運転もします。

絶対に公道では利用しないようにしましょう。

3.ヘルメット&プロテクターをする

バランスバイクでケガを防止するためには、ヘルメットやプロテクターを利用して体を守ると安心できます。


プロテクターは、肘、膝、手の平と転んだ時にケガしやすいこの3点があると安心です。

ヘルメットやプロテクターは子供好みの可愛いものが売ってるため、バランスバイクと同時に買ってあげると良いですよ。

まとめ

バランスバイクは足が着けば、2歳から乗れます!練習しなくてもいきなり乗れるので、子供も楽しいでしょう。

バランスバイクがあるとバランス感覚が養えますし、自転車の練習をほとんどしなくても良いので親は助かりますよ!

楽しく大きく成長できるのが、バランスバイクの大きなメリットだと私は感じています。

バランスバイク選びは、必ずこうしなきゃいけないというものはありません。

ブレーキ付きか、ペダル後付けかなどは、好みや個人差もあるので参考程度にしてくださいね。

なによりも子供が楽しいか、安全に乗っているかを重視して考えてみてはいかがでしょうか。

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