【恋愛小説】『イニシエーション・ラブ』~最後の一行ですべてがわかる~

『イニシエーション・ラブ』(著:乾くるみ)

この小説は“SideA”と“SideB”から構成されている。
まずは簡単なあらすじをご紹介。

SideA
主人公は静岡大学数学科の4年生・鈴木夕樹。大学の合コンで出会った歯科衛生士の成岡繭子に一目惚れする。合コン後も合コンメンバーで遊ぶことがあり、読書が趣味の彼女と本の貸し借りを通じて次第に距離を縮めていく。
夕樹の『夕』がカタカナの『タ』にも読めることから、繭子は夕樹のことを『たっくん』と呼ぶようになる。

SideB
「たっくん」は、繭子と付き合っており、静岡の会社に勤めていた。会社での成績優秀であるため、東京派遣への内示を受け、繭子を置いて引っ越しをしなければならなかった。だが、毎週のように静岡へ帰り、東京と静岡を往復する生活を続けていた。そのうちに東京の本社務めの女性社員・石丸美弥子に出会い、彼女からのアプローチにより心が傾く。

ここから先は、アナタ自身が自分で読むことをオススメする。
最初に言うがこの小説は一筋縄ではいかない。ただの恋愛小説だと思ったら大間違いだ。
最後の一行で寒気を覚えるはずである。この小説に隠されたからくりがわかった時、もう一度最初から読み直したくなる、そんな一冊だ。
ネット上には、イニシエーション・ラブのネタバレする情報がたくさん溢れているが、何も知らない状態で読んで欲しい。
恋愛小説というよりも、ミステリー小説に近い。この感覚は読んだ人にしかわからないだろう。

出版されたのは2004年とやや古い作品ではあるが、今年5月23日に映画が公開される。(主演:松田翔太・前田敦子)
こちらも見逃せない、要チェック!

映画『イニシエーション・ラブ』
ilovetakkun-mm
出典:http://www.ilovetakkun.com/


Share.